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静雄視点


「臨也、これ全部お前が作ったのか?」


ご飯を温めなおして、用意されたご馳走の数々に俺は、おどろいていた。

「うん、凄いでしょ!!がんばったんだ!!」


褒めて、というように笑顔で言う臨也は、マジ可愛い////

手を伸ばして、頭をなでてやれば、すりすりとこすりつけてきた。


やべぇ・・・可愛すぎる

このごろ、気づいたのだが、臨也は頭をなでられるのが好きらしい。


そのたびに照れるもんだから、たまらねえ////


ひとしきり堪能した後、臨也に促されて席に着けば、おいしそうな香りに思わず唾が出てきた。


あ、垂れちまった・・・
(ふきふき)


「じゃあ、メリークリスマス!!」
「メリークリスマス!!」

乾杯すると

カランとシャンパンの入ったグラスがいい音を立ててなった。


恋人同士の夜って感じだよな・・・////


こっそりと臨也を盗み見れば、薄く頬を染めていて・・・嬉しそうにしていた。

なんだか、こっちまで嬉しさ倍増じゃねぇかよ////


そして、料理を一口食べて、再び驚いた。

「超うめぇ・・・」
「ほんとうに?!」
「おう、まじ旨い!!」
「良かったぁ」

ニコニコと微笑む臨也は、まるで天使のように見えた・・・





 ******


朝午前3時――――



一人の男が、そぉっと布団から起き上がっっていた。



彼の横に眠っていた、男は、起きる様子は無く、ぐっすりと寝ている。


彼・・・静雄は、隣に寝ている臨也の頭を優しく撫でると・・・こっそりと隠してあった小さな箱を取り出した。



それを臨也の枕元に置くと何も無かったかのように再び寝についた―――――




  ******


「しずちゃん!!しずちゃん!!起きて!!」

透きとおるような臨也の声に起こされ、目を開けば、顔を赤くしとても嬉れしそうな臨也の顔があった。

どうやら、作戦は、成功したみたいだ。


思わず、口がにやけるのを必死にこらえ、起き上がると臨也の前にひざまずいた。


「し、しずちゃん////?!」

慌てた臨也の声に、耐え切れなくなって真剣な顔にするはずが、笑みがこぼれてしまう・・・


「臨也・・・」

「な、なに?」

「愛してる、これからも一緒にいてくれ」

「もちろん!!しずちゃん、大好き!!」

がばっと抱きついてきた臨也を受け止めながら、俺は幸せでいっぱいだった。




シンプルなデザインのシルバーリングが、美しく輝いていた――――――




幸せよ 永遠に・・・





___________
あとがき

なんだか家のしずいざは、甘すぎますね・・・

文才がほしい!!

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