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□Merry Christmas!!
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付き合ってる設定です^^



「しずちゃん、遅いな・・・」


時計は、もう10時を指しているのに、まだ、しずちゃんは、来ない。


驚かしてやろうと思って、いつもより、腕を振るって、作った豪華な料理は、冷たくなっていた。



しずちゃん、どうしたんだろう・・・


8時には、来るって言ってたのに・・・


せっかくのクリスマスイブなのに・・・遅れるなんて


苛立ちのような焦燥感のが、身体中を駆け巡って・・・


滅多にない、しずちゃんからのお誘いだったから仕事を急いで終わらして凄く楽しみにしてた分、なんだか哀しかった。


メールも何も来ないし。


ペタリと机に伏したとき、ちょうど玄関の開く音がした。


ぱたぱた、とスリッパをならして玄関に行けば、ラッピングされた大きな荷物を持ったしずちゃんがいた。


走ってきたのか、服は乱れ、肩で大きく息をしていた。



「悪い・・・仕事が遅くなっちまった。」


あまりにも大罪を犯したような、すまなそうな顔をするものだから、来たら文句を言ってやろうと思ったのに何もいえなくなってしまった。


「はぁ・・・しずちゃん遅れるなら、連絡くらいちょうだいよ。心配するだろ。」


「思いつかなかった・・・」

暗い表情のままうつむいてしまったしずちゃんに俺は、苦笑いするしかなかった。


まったく、もう・・・しずちゃんは・・・

でも、今日くらい許してあげるか・・・


俺は、にっこり笑って・・・

「しずちゃん、メリークリスマス!!」

ぎゅうっと抱きついた。


「い、臨也////」

そおっと、見上げれば真っ赤になったしずちゃん。


そのくせ、しっかりと俺の腰に腕を巻きつけていた。


「しずちゃん、ご飯食べよう!!俺、待ってからお腹すいたぁ」

「おう」

そういえば、嬉しそうな顔をしたしずちゃんが、頭を優しくなでてくれて・・・


「臨也、顔赤いぜ」
「う、うるさい////」

ニヤニヤしたしずちゃんに怒ったのは、言うまでもない・・・




メリークリスマス!!




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