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□好
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え?何がってか?
そりゃ俺と臨也の関係が・・・
一日で、強制的に別れさせられるだなんて笑えない。
やっと、手に入ったのだ。
手離せるわけがない。
あとは、父親である門田の機嫌をとればいいだけだ。
がんばれ、俺!!
と、いうことで選択肢は3つ。
1つ目、あの決まり文句をいう。
2つ目、うやむやにして逃げる。
3つ目、黙って立ち去る。
よし、1にしよう。
あの台詞に・・・
遅かれ早かれ言わねえといけねぇんだ。
「娘さんを俺にください!!!」
「し、しずちゃん?!」
真っ赤になって驚く臨也。
ぱくぱくと口が開いては、閉じる。
やっぱ、かわいい!!
抱きしめて、キスしたくなるだろ!!
「・・・静雄、それは本気か?」
「ああ」
視線が交差した。
「なら・・・」