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□大
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やっと気持ちが通じた!!

しかも、付き合うことにもなり、
これで、だれにも臨也がとられることはない!!

密かにかかえていた問題も解消し、俺は、幸せのなかにいた。



******




「あ!ドタチンだあ!!」

急に目を輝かせ、隣にいた臨也の姿が消えた。


まあ、簡単に言うと臨也が、門田のところにいっただけなのだが・・・。


ついさっき、両思いだと知り、ほっとしたせいかお腹がへったのでコンビに行く途中だったのだ。



「ああ」

駆け寄った臨也に門田は、よしよしと頭を撫でた。

「えへへ」

臨也はというと撫でてもらい嬉しそうにしている。


ああ、そうだ忘れてた・・・。

門田がいた・・・・・・


「ドタチン、あのね。俺、しずちゃんと付き合うことになったんだ!!」


「・・・は?」

笑顔の臨也に対し、門田の反応はすごかった。
さっきまでご機嫌だった門田の顔が、だんだんと変形していき・・・俺を睨んだのだ。


普段の温厚な性格から考えられないような恐ろしいオーラがでている。



・・・門田は、大の娘(臨也)好きなのだ。


もちろん、恋愛面ではなく、あくまで親子愛だが・・・。


「ドタチン、どうしたの?」

不思議そうに門田を眺める臨也は、門田が、俺に対し睨んでいることに全く気づかない。




臨也のほうも、完璧なファザコンだった。


「臨也は、何も心配しなくていい」

臨也に、それはもう素晴らしい笑みで門田が言う。


さきほどの俺を睨んだ顔が嘘のようだ。


門田・・・お前なんかキャラかわってねぇか?

てか、確実におかしいだろ!!


何が心配しなくていいだ!!!

俺に、心配するところなんかないだろ!!!

発言じたいが間違ってるだろ!!!




そう言いたかったが、それをいってしまえば、終わるような気がする・・・

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