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新羅視点
全く、これでわからないというから凄い。
少しでも相手が自分をどう見ているか、みるだけで気持ちが通じあってることなどわかるはずなのに・・・
はあーと何度目になるかわからないため息をはいた。
目の前でうろたえている静雄に僕はわらいかける。
この笑顔が静雄にとって良くないものにうつっているのはまるわかりだ。
静雄は臨也と離れたくないんだろう?
臨也は君から離れないって言って欲しいんだよね。
でも、それは違うよ。
実際に臨也は動いた。
離れるか、近づくかは・・・
(ほら、背中を押してあげる)
(あとは君しだいだよ)
(静雄)