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□通じた思い
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「お、俺、実は、しずちゃんのことが大好きなの!!」
瞳は、潤み真っ赤な顔で言われて、嬉しくないわけがない。
勝手に身体が動いて臨也を抱きしめていた。
抱きしめた臨也は、温かくて良い香りがする。
マジ、可愛いすぎてやばい。
めっちゃ、幸せだ・・・////
おとなしくされたがるままになっている臨也に安心していたら、服を引っ張られた。
ん?
不思議に思って顔を覗けば、今にも泣きそうな臨也がいた。
!!!???
な!!どうしたんだ!!
もしかして、嫌だったのか?!
「あ、あのね、しずちゃん」
「お、おう。どうした?」
マジでどうしたんだ?!
気持ち悪いとかだったら、絶対立ち直れない。
「しずちゃんは、俺に好きって言ってくれないの?好きじゃないの?」
ぶはっ、なんだこれ?新たなイジメか?!
臨也が可愛すぎる///
「好きにきまってるだろ!!嬉しいすぎて、言うの忘れてた////」
「う、嬉しいすぎてって///しずちゃんのばかぁ・・・凄く心配したじゃんか」
ああ、もう幸せすぎて困る・・・
「悪い」
「に、ニヤニヤしないでよ!!///」
口の緩みがおさまらねぇ・・・
「これからは、毎日好きだって言ってやるから、許してくれ」
「も、もう〜///しずちゃんのばかぁ////」
真っ赤な君の顔と約束する未来―――――
ああ、幸せだ・・・