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□ちびいざや!!1
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新羅視点
臨也の片思いが、両思いだと発覚し、静雄と臨也は、付き合い始めた。
僕としては、二人の恋路を応援していたこともあって、『付き合うことになった』って聞いたときは、嬉しかったんだけど・・・
「しずちゃん!俺しずちゃんのこと大好き!!」
「おう、俺は、愛してる!!」
「しずちゃん/////」
まさか、ここまでラブラブなバカップルになるなんて思いもしなかった。
てか、ここは、私とセルティの愛の巣(家)だよ!!
僕は、セルティとラブラブにしてないのに!!
見せつけやがって!!
なんか・・・イライラしてきた。
「臨也・・・治療はもう終わったんだから、二人とも帰りなよ」
『えー』そういって、臨也が、頬をぷー"と膨らました。
まるで、子供みたいだよ。
そう、心の中で言って、ふと思った。
もし臨也が、小さい子供で、今のように静雄にじゃれついていたら、鬱陶しいどころか、すごくなごむ風景じゃないかな?って。
そうとなれば、即断即決だ!!
僕は、二人が帰るとすぐさま、子どもになる薬を作るべく、研究に取りかかった。
********
薬は、意外にも簡単に作れた。
実は、父、森厳が勝手に置いていった医学書?の中に『大人を6歳の子どもにする薬の作り方』と書かれたのがあったのだ。
父さんは、一体何をしようとしているだ?
ま、この際どうでもいいや。
一応、ネズミで実験もしてみて成功したし大丈夫だろう。
よし。
明日、臨也をお茶会に誘おう!!
さぁ、楽しい時間がやってくる――――――