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□嬉しい
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『愛されている』
それに気づいたとき、なんだか心がほかほかして、やさしい気分になった。
そして、何よりしずちゃんの言ってくれた言葉と、それに対し、みんなが力強く頷いいてくれたのは、とても嬉しかった。
初めて俺も人間として生きて良いんだ・・・と気づいた瞬間
心の奥底から、嬉しいとか、あたたかいだとか、幸せとか・・・いろいろな優しい気持ちがふくれあがって・・・
瞳から気持ちのつまった雫が流てた――――――
頬をすべるそれは、とても温かかった・・・
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「臨也、お腹すいてないかい?」
突然、新羅に尋ねられて、凄くすいついることに気が付いた。
そして、それを認識した途端・・・
ぐう・・・
と小さくお腹が鳴った。
「・・・お腹すいた////」
なんだか、恥ずかしい/////
真っ赤になりながら、呟くとみんなが床に突っ伏していた。
なんか・・・まるで変な宗教みたい
そんなことを考えてるとドタチンに何が食べたいか聞かれた。
う〜ん、何がいいかな?
頭の中に浮かんだ食べ物のなかから俺は、ひとつ選んだ。
「グラタン食べたい」
『すぐに作ってきてやる』
そうPDAに打つと、杏里ちゃんと狩沢と波江さんを連れて部屋をでていった。
楽しみだなぁ、早く食べたい・・・
俺は、嬉しくて、やわらかく微笑んだ―――――