戦国BASARA

□月だけ、見ている
1ページ/3ページ




日がすっかり落ち込んでしまった空をひとり眺める




視線の先にはこちらに向かって弧を描く三日月






「綺麗…」

呟いた言葉は白い吐息と共に夜空に吸い込まれていった





月だけを、見ている








次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ