携帯獣in幻想郷

□身長と強さは果たして比例するのか
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山の上の神社
その奥には、(そこそこの広さを誇る)湖が有る
って言うのは結構有名な話だ。

ん、あぁ?私の名前?

私はこの守矢神社にまします、二柱の内の一つ。洩矢諏訪子さ!

え?もっと分かり易く言え?

あのね、神社で言うところの“柱”ってのは、神様って意味なんだ。
つまるところ、私は神様なんたよ。
うん。わかった?

……だから
何だ
っていう話しだよね

結論からいうと、暇なんだ。
超暇なんだ。

だから暇つぶしに
と思って湖の周りをぶらぶら歩いてんだけどねぇ。

諏「あー、もー!何か無いのー?」
???「あー、もー!何処なんだよ此処ー!」

叫んでみたら、誰かとぴったり重なった。
声がした方へ目を向けると、そこには誰かが居た。
太陽の位置は丁度真上。つまり、正午頃。
それでも見えないのは、その人物が木の影にいるからだろう。

明るすぎて、寧ろ見づらい。
今の季節、日差し強いね。やっぱり。

???「おーい」
諏「おわぁ!?」

私がシンキング中(考え事のことを英語ではこう言うらしい)に、いつの間にか来てたらしい。
というかこの子の髪型、どうみてもクロw
???「聞いてるー?」
諏「な、なに?」
???「いや、此処、何処なのかさ、聞きたくて」
諏「あぁ、此処?此処は神社よ」
???「じ神社ぁ!?」
諏「正確には、その奥の湖。そこそこの広さを誇る、ね」
???「…何でそこそこ?」
諏「いや〜。私も来た頃は一番だと思ってたんだけどねぇ」
???「つまり、もっと広い湖があった、と」
諏「そうなの。確か、霧の湖って名前らしいわ」
???「いつも、霧でもかかってんの?」
諏「みたい」
???「そうなのか。ところで、お前何て名前なんだ?」
諏「私?私は洩矢 諏訪子っていうの。あなたは?」
???「俺はな、



…………
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