携帯獣in幻想郷

□紅い方々
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昨日来たから、あの黒いのは今日は来ないな〜。
と言う事を私こと、紅 美鈴は考えながら、今日も庭掃除をしている。
朝から1時間近くやっているな〜って思って、少し休もうと思った。いくら妖怪だからって、疲れ無いわけないじゃない。
……私、誰に言ってんの。
まあいいや。すごく脱線したけども、休もうと、木の方を向くと、
美「男の子…?」
そこには何故か少年が居る訳で、近づいてもきずかないので、気でも失ってるかと思いきや
少年「スー、スー」
…どうやら寝てるらしい。
白髪かと思いきや、どうやら帽子らしい。
しかも、見たことのない格好をしている。

結論及び推測…どうやらこの少年は、あの隙間妖怪の隙間に落ちてここに来たらしい。そしてその最中に、気を失って寝てしまったらしい。
多分、こんな感じだろう。こういうことは、普通メイド長が最初に気づくと思ったら、ここは木の陰で紅魔館からは見ずらい位置にあるようだ。
まあ、取り敢えずメイド長こと咲夜さんに掛け合ってみよう。
この少年はあの隙間妖怪の被害者であり、最低でも彼自身の故意で来たわけじゃないので。
咲夜さんに掛け合ってみると、やはりベッドを貸してくれた。
彼はどうやら客人になったようだ。
そして咲夜さんは忙しいので、私が看病する事となった。
まあ、私の仕事は普段はそんなに忙しい訳じゃないから、変わりは誰かがやるでしょう。
しかも、看病といってもただ、そばに居るだけだ。


要は、暇です。はい。
いつか起きるでしょう。
窓際に椅子を置いて、空を見ることにした。
この部屋は狭めで、ベッドまで10歩もいらない。
つまり、起きたら即、行ける訳だ。
空を見ること約3分。

少年が起きたようだ。
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