携帯獣in幻想郷
□宴会〜前半〜
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本日はレミリアお嬢様の突発的な一言によりこの紅魔館にて本日来たらしい外来人の歓迎会という名の宴会を開催致します故、是非ともいらっしゃって下さい。
紅魔館メイド長
十六夜 咲夜
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「だってさ。行く?」
「…行く気満々のくせに」
「当たり前よ!ご馳走食べれるし、外来人が気になるからね!それに、あんたも気になるでしょ」
「さー行くぜー」
「無視!?」
「行動で表してみた」
「なーる。じゃ、let's go!」
「(相変わらずの発音の良さだな…)」
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…
ここはとある里外れの小屋の中。
二人の少女達が本日付で来た歓迎会という名の宴会の招待状を片手にそんな会話をしていたようだ。
これらは、レッド達が博麗神社に全員集合する少し前の会話である。
ところ変わってここは紅魔館門前。
普段ならば門は閉まっており、基本的に門番の美鈴しかいないのだが…
「外来人ってどんな人でしょうか?」
「お酒〜!」
「さあ?」
「まあ、どんな奴でもアタイの的じゃないわ!」
「的じゃないわ。敵よ。それを言うなら」
「まあ読み方的には合ってるけどね…」
「そーなのかー」
「にしても天界と違って下界は楽しいわ〜」
「お腹空いたわ〜」
「…あの、我慢して下さい!」
「…暇ね」
「まだかしら」
「楽しみだわ〜!」
「外来人って何か居るのかしら?…あいつらみたいなのだと良いな〜」
以下略
と言いつつ次々入って行った。
「わ〜お、めっちゃ居るやんけ」
「何で方便?」
「ノリだ!」
「だろうな」
「分かってたのかよ…」
「…先行くわ」
「あ、ちょ、ひで…まてまてまて、置いてくな〜!」
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