ポケモン

□Who are you? 〜誰?〜
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青「あ〜、暇ね〜」
黄「そうですね〜」
赤「そ〜だな〜」
緑「……お前ら、何時までここに居るつもりだ」


ところ変わって、カントー地方最強のジムが有る、トキワシティ。
そこにある、ジムの中で、ぐだぐだな会話をし続ける、少年少女が居た(一人例外)。

青「……だって、暇なんだもの」
緑「だから、さっさと家帰れ」

ぐだぐだ組筆頭(?)のブルーが、何度目かも分からぬ、暇宣言を言う。

緑「…はぁ……」

唯一、ぐだぐだ組に属さない、かつこのジムのジムリーダーであるグリーンが、やっぱり何度目かも分からぬ溜め息をついた。

赤「グリーン、そんなに溜め息つくと、幸せガンガン逃げてくぞ」
緑「原因の一端が何を言う」
黄「………
緑「イエロー、寝るなら、自宅でしろ」
黄「はっ!」

もっともらしい事を言うレッドにツッコミをいれ、寝かけていたイエローを起こしたグリーン。
青「あ〜、にしても暇ね〜」
緑「そんなに暇なら、誰かとはしゃいできたらどうだ。ここ以外の場所で」
グリーンの言葉に、考え込むブルー。
青「……あ!良い事思いついたわ!」
黄「どんな事ですか?ブルーさん」
赤「どんな事だ?ブルー」
青「ちょっと待ってて!」
と言うなり、部屋を出て行ったブルー。


〜約3分後〜


ガチャ
青「お待たせ〜」
赤「で、どんな事なんだ?」
黄「教えて下さい!」
青「待って待って、落ち着いて。クリスとシルバーが来たら教えるわ!」


〜約10分後〜


水「失礼します!」
銀「…失礼します」
青「あ!来た来た!」
赤「遅いぞー」
水「す、すみません!ちょっと森、迷っちゃいまして…」
黄「いえ、謝らなくても、良いですよ。トキワの森広いですし」
緑「むしろ、迷わない方がおかしいな。初めてで」
銀「で、何の用なんだ?姉さん」
青「あぁ、そうね。今から、15分位後にゴールドの家に行くわよ!」
黄「あの〜、ブルーさん?」
青「何?」
黄「ゴールドさんの家行って、面白いのでしょうか?」
青「さぁ?」
赤「えっ!?」
水「さぁって……私達、何の為に来たんだろ…」
銀「さあな…姉さんの考える事は、俺も予測不可能だ」
緑「………(五月蝿い……)」
以外、ぐちぐち言うレッド達。

青「…だって、ゴールドの家、すごい大きいらしいのよ、気になるじゃない!」
赤「いや、でも、
青「それに、あんた達も気になるでしょ?」
赤黄水(うっ、言い返せない……)
緑「ならん」
銀「同じく」
赤黄水(即答!?)
青「ほら、言い返せないじゃない。それに、」
金「ブルー先輩〜!迎え来ました〜」
青「もう来ちゃったわ」

タイミング良く響く、ゴールドの声。

青「ゴールド!こっちよ!こっち!」
たたたっと走る音が聞こえた後、
ガチャ
金「ここッスか、って、何でレッド先輩方にクリス達まで居るんだ!?」
青「ホホホッ!暇そうだったから呼んだまでよ!」
金「そ、そうなんスか?レッド先輩」
赤「あぁ、暇だったな。なっ、イエロー」
黄「えぇ、すごく暇 でしたよ。ゴールドさん」
緑「俺はそうでもない」
水「え、そうなんですか…?」
銀「………」
金「そ、そうっスか……」
青「まあ、御託はいいからさっさと行きましょ」





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