BOoK
□お試しstart
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
お試しでの付き合いが始まって早２週間。
いつのまにか私は彼のことを「恭弥」、
彼は私のことを「##NAME1##」と呼ぶようになった。
そして今の私の日課は……
『きょーやー!聞いてよーー；；』
「今日は何？階段から落ちたの？」
『私そんなに馬鹿じゃない!!』
そう…私の日課は
応接室に行く事
恭弥が私だけの特権だと言って、
いつでも応接室に入ることを許してくれたから毎日休み時間になると必ず行っている。
「…で？今日は何なの？」
『えっとねー…英語の時間に浮かんだ疑問でさぁ…
"like"も"love"も同じ意味じゃん？
どうやって使い分けるのかなーって思って；；』
「ワオ、##NAME1##頭いいのに分からないの？」
なんか…褒められてるような貶されてるような…；
『で？どうなの？？』
「はぁ…"love"と"like"はね…」
恭弥は席を立って私のほうに近寄ってきた。
「こういうこと」
そういうと私をふわりと自身の腕の中におさめた。
ぎゅっ
『・・・・・//////』