ポケモン
□ルビーと帽子とサファイアと@
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〜レッドの場合〜
「ルビーの帽子って変わってるよな。」
「そうですか?」
「ちょっとかぶってみたいななんて…」
「いいですよ、どうぞ。」
「帽子に予備があるのか…」
「なんならあげますよ。」
「予備があるとはさすがオシャレ小僧だ。」
「やっぱヘタレッドじゃだめね。」
「というかレッドさんかなりにあいませんね…」
「やっぱルビーくんのレベルが高いのよ。」
「クリスタルさん、ただ見慣れてるだけだからじゃ…」
〜クリスの場合〜
「ルビーくんっていつも帽子被ってるわね。」
「被ってないと落ち着かないんですよ。」
「室内では取ったほうがいいんじゃない?」
「それならレッドさんもイエローさんもゴールドさんもそうじゃないですか。」
「それもそうね。」
「学級委員もやられるか…」
「クリスは甘いからな。」
「というか僕らのせいですね…」
「イエローは悪くないよ!」
「レッドさん……!」
「(無視)次行くわよ。」
〜イエロー&エメラルドの場合〜
「あの気になることがあるんですけど…」
「エメラルドにイエローさん、どうしたんですか?」
「お前の髪型だよ。そんなに隠されると気になるだろ!」
「普通の髪型ですよ、気にすることないです。そんなことより二人ともポケモン出してくださいよ!戦いばかりで汚れてるでしょ、毛づくろいしますから。」
「おい話を「わぁいいんですか!」……」
「心配だからエメラルド付けたのに…やっぱイエローじゃ太刀打ちできないわね。」
「ならブルーが行きゃいいじゃんか。」
「私はだめよ、ルビーはレッドみたいにバカじゃないし。同じ匂いがするしね。」
「匂いってお前……あれ俺のこと侮辱しなかった?」
「しょうがないけど次にかけるわ。」
「え、スルーはひどくない!?」
〜ゴールド&シルバーの場合〜
「よ、ルビー!」
「ゴールドさん、何か用ですか?」
「いやお前コガネに住んでたんだろ?」
「そうですよ、だから例の事件も知ってます。」
「おおそうか!あん時は俺が大活躍したんだぜ!」
「そうですか…ところでシルバーさんは天井に張りついて何してるんですかね。」
「「……」」
「直接取ってやろうとおもったのになかなか手強いわね。」
「やっぱサファイアちゃんに聞いたほうが速くないですか?」
「あのう、二人からありえないぐらい汗が出てるんですけど…」
「そりゃあんなニコニコした顔で見られたらそうなるだろ。」
「お前ら何してるんだ。」
「「「「グリーン(さん)!」」」」
「あれみなさんいたんですか。揃いも揃って何してるんでしょうね。」
「…とりあえずお前ら全員俺の部屋にこい。」