ポケモン

□新たな目標
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ホウエンの危機も去り、コンテストも全て制覇した。
これからどうしようかと考えたときに頭に浮かんだのはバトルだった。



大切な思い出とともに封印したはずだった。
でもサファイアがあの女の子だと知った時、もういいのかもしれないと思えた。
それに戦いの中で自分の無力さを嫌って程実感した。
セレビィがいなきゃ父さんもダイゴさんもカガリさんも死んでた。
もう自分の無力のせいで大切な人が傷つくのは見ていたくない。
だから強くなる。
誰にも負けないくらい、誰かを守れるくらい強くなる。
そのことを父さんに言うと、驚いたようではあったが反対はしなかった。
もともとバトルをさせようとしたから当然だけどね。
今僕は父さんに教えてもらいながらジムに挑戦している。
みんな強くて大変だけど順調にすすんでる。
後は父さんと大師匠だけ。
この二人が一番きついんだけど、絶対に勝ちたい相手でもあるから……



きっとサファイアは僕がバトルしてるなんて聞いたら驚くだろう。
まだ彼女には言ってない。
言えるほど僕は強くないから。
強くなって君にこの傷を見せれるくらいになったら言うよ。
君に僕の気持ちをもう一度……
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