I have longed for you for a long time

□あなただけを愛してるA
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そのまま隊舎まで連れていかれた。

副隊長の雛森さんは何故か俺に冷たいし、隊長は敬語はやめろとか無理を言うし俺は果たしてうまくやっていけるか不安になってきた。






「お前は卍解会得してるから隊長業務を覚えろって辞令でな。隊長補佐をしてもらう。」

「席次はいただけないんですか?」

「仕事を覚えたらすぐにでも隊長させたいそうだから半端な席次なんてない方がいい。」

「そんなのありかよ。」

「人気者はつれぇな。」

「しょうがない、よろしくお願いします阿散井隊長。」






なんか気持ち悪い。

さっき自分で敬語どうとか言ったが、実際阿散井隊長なんて言うのはかなり気持ち悪い。

多分前は恋次とか呼んでたんだろうな。

向こうも気持ち悪そうな顔してるし、まあ隊長になったら変えりゃいいや。

勝手に納得すると後ろからなんともいえないやわらかいものに吹っ飛ばされた。






「阿散井隊長、書類です。」

「乱菊さん……一護が死にます。」

「大丈夫よ、ね、一護。」

「えと……十番隊の松本乱菊副隊長?」

「そうよ。よろしくね。それにしてもあんたら仲良かったんだから敬語はやめなさいよ。」

「ら、乱菊さん!」






昔の話をする乱菊さんを必死に止める阿散井隊長。

あたしたちの知ってること教えた方が本人のためになると反論した乱菊さんは今度いろいろ教えたげるから飲みに行きましょうねと言うと出ていってしまった。

相変わらず嵐のような人だ。
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