I have longed for you for a long time

□あなただけを愛してる@
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暴走しそうな会議を止めたのは日番谷だった。

顔色は相変わらず悪いが表情はいつもどおりでそれが逆に痛々しかった。






「……死神代行の今後の処遇はいかがなさる?」

「一年程は志波家に居候させる。その後……あの力では霊術院にいれても意味がないじゃろうが、入学させ様子を見る。その間、死神代行に生前の記憶を話すことを禁じる。」

「そんな…」

「……日番谷、お主は会わぬ方が良い。」

「わかってます。記憶を無くした時点であいつと俺は赤の他人ですから。」

「それではこれにて終了する。」






会議が終了すると浮竹が日番谷に駆け寄った。






「いいのか、冬獅郎。これじゃお前が不憫でしょうがない。」

「大丈夫だよ。あいつとの死に別れは考えてなかったわけじゃない。」

「冬獅郎……」

「ありがとな浮た……」

「冬獅郎!?」






いきなり倒れた日番谷を浮竹が受け止める。

しかし意識はなく、卯ノ花が少し見るとそのまま四番隊に連れていかれた。
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