I have longed for you for a long time

□一真くんと一緒
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・総隊長と…


「一真や、おじいちゃんじゃよ。」

「総隊長……」

「う?」






隊主会に一真と来いと要望(命令)され、連れてきたらずっとこの調子だ。

というか誰か止めろよ、なに微笑ましい目で見てんだ。

特に朽木と蜂砕なんかガラじゃねえだろ!?






「総隊長やめてください。一真が本当にそう言ったらどうするんですか。」

「おじいちゃんじゃよ。」

「聞いちゃいねえ…」

「うー」






一真はちょっと考えて総隊長の方を向く。






「そーじ!」

「「「は?」」」






何で掃除?

みんながぽかんとした顔をしていると享楽がぶふっと笑いだした。






「何だよ享楽、一真くんが言った意味がわかったのか?」

「いやあさすが日番谷くんの子供だ!すごいよ!」

「どういう意味だ。」

「ほら一真くんはさ、お母さんと山爺の間で板挟み。どちらの言い分が正しいか分からないだろ?だからくっつけたんだよ。」

「くっつける?」

「総隊長とおじいちゃんを合わせて……」

「そーじ!」






一真が元気に返事をするとあちらこちらで笑い声が聞こえた。

恐る恐る総隊長を見ると何故か機嫌良く一真にブロックな紙幣(100万)を渡していた。

やめろこのくそ爺なんて口に出さなかった俺は立派だと思う。
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