Non lasciare il mio lato (俺の傍から離れるな)

□2 鮫
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目が覚めたのは翌日の10時頃だった。
久しぶりによく寝れた気がする。

よく寝れた要因はこれだなぁ。
俺の隣にある柔らかい感触が嬉しい。

最後は俺もセーブできなくなっちまったから、無理させたかもしんねぇなぁ。
気絶するように寝ちまったし。

腕の中で眠っている茉姫の頬にキスをして俺だけ先に起きた。
シャワーを浴びて、昨夜脱いだ服をとりあえず着て出かける。
新しい着替えがねぇし、冷蔵庫を見たら食材があまりなかったからだ。

てっとり早く近くの店で自分の服と食材を買ってアパートに帰れば茉姫が着替えを終えて起きていた。


「う゛お゛ぉい、出かけんのかぁ?」
「なっ!?帰ったんじゃ??」
「冷蔵庫にたいしたもんねぇから買いもんに行ってただけだぁ、服も欲しかったしなぁ」
「・・・・・」
「飯まだだろ」


出かける気だったのかぁ?

とりあえず俺は買ってきた食材を出して料理を始めた。
いつもするわけじゃねぇが俺だって料理できるんだぜぇ。

ボォーとして何を突っ立ってるのか知らねぇが、茉姫は俺を見ていて何か言いたげに動き出したら、へたり込みやがった。


「あのっつつ、あたた」


腰を押さえている。


「やっぱり痛ぇだろ、おとなしく寝てろぉ」


処女だったしなぁ、俺の咥え込んで平気なわけねぇ。


「そんなことより、なんでまだいるの?」
「帰るなんて言ってねぇぞ」
「私これから仕事なんです!出ていってもらわないと困ります」


何をムキになってやがるんだ?


「SEXした仲だし、いいじゃねぇか」
「セック!!なん!!」


お゛ぉ、テレてやがる。
可愛い顔してっと、またヤっちまうぜぇ。


「お前初めてだったんだろぉ。攻めちまったから体キツイだろうし、出勤なんてやめとけぇ」
「なっ、なっ」
「楽な格好して座れぇ、できたぞ」


簡単だがイタリア料理をテーブルに並べていく。


「私は!」
「座れ」
「・・はい」


まだ何か言いやがりそうだったから強制的に座らせた。
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