ｹｲｱｷ小説
□夏祭り
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｢けいすけぇ〜｣
背後から聞こえるこの声｡
心当たりありすぎて振り向きたくないが仕方なく振り向くと
｢おはぁ〜｣
｢やっぱりお前か､郡司｣
｢あったりぃｯｯ!!｣
ﾋﾗﾋﾗ手振ってこっちへ向かってくる｡
こいつと関わるとﾛｸな事がない｡明良にいらん事吹き込むわ俺の乳首ちにぎるわで散々だったんだ｡それにまだ俺と明良を手に入れる事を考えてるんだから…変な派手な奴だこいつわ｡
｢つまんねぇ〜､俺の声がわかんねぇようなら優しくｲｼﾞﾒてやったのによぉ-っ｡ざぁぁんねんっ｣
｢おぉ､残念がれ残念がれ｣
強がって言ってわいるが俺の顔わ引き攣っている｡
優しくｲｼﾞﾒる…
そんな事されたら俺わ確実に精神崩壊して人間をやめているだろう。
恐ろしい男だ…｡