ケイアキ小説
□絵本
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「ったく、さっさと来いよ…」
早く終わらしたく挑発してやると面白いくらいみるみる表情が変わっていく。
(単純過ぎるだろ)
呆れながら毒づいた。
「ッッ!?この野郎〜ッッ!!
お前らかかれッッ!!殺せぇ--!!」
「まったく…」
ケイスケは構えて振りかざされる鉄パイプを掴みミゾオチに一発食らわせ
怯んだ隙に手首を捻り上げ鉄パイプを奪う。
「ぐぁぁぁぁッッー!!!」
「は、楽勝」
不良わ腕の一本を持っていかれ苦しみもがく。
今まで手加減していたがもうこれまでだなと歯止めを取ったケイスケを誰も止めた事がいない。
誰も―。