ケイアキ小説

□絵本
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「またあんたらか…」

「うるせぇ、その態度もまぢ気に入らねぇんだよ」

あくどい面構えの不良ら10人以上がメリケン、鉄パイプ、特殊警棒など物騒な物を持ちケイスケの前に立ちはだかっている。

(全く興味ない奴らなのに何回か相手してっとさすがに覚えてくんのなぁ)

はぁっと深いため息を吐きながら食べかけのパンを口に押し込んで重い腰を上げた。

こう何度も襲われるには訳がある。

ケイスケには5万の賞金がかけられ不良らの間で噂が流れているのだ。

どうでもいいと思っていたケイスケだがのんきに飯を食わしてもらえないのわ気に入らなかったらしく首謀者を探し出して必ず潰してやると決意を固めていた。
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