ケイアキ小説

□佇立瞑目
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カーテンから漏れる朝日が眩しく目を覚ますと居るはずのケイスケの姿が何処にもない。
もう一度ベットに戻りケイスケが寝ていた場所に手を触れるとまだ温もりが残っていた。
あいつ…何処行ったんだ??
いつもなら自分が目覚めると俺を包むように抱きしめてくるのに…
黙って出てくなんて何かあるのか??
肩からずり落ちたシャツを戻しつつ台所へ向かいコーヒーを入れた。
いつ帰ってくるかわからないケイスケの分も…。
今では無理やり買わされたマグカップも気に入ってる。
こんな事をケイスケに言うと「ペアルックがしたい!!」って言いかねないし言われても困るから絶対に言わない…。
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