イタイ御噺。

□月夜の光
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雑誌の取材も終わり、今はすっかり夜。
今日は、個人取材で俺と、心夜やった。
「ぅゎぁー、くれえナぁ。…心夜待っとこ。」
俺は、夜ってのはどうも苦手や。
なんや、暗闇に飲み込まれそうで…。

待ちだして、1時間は発ったやろうな…。
「遅いっ!!遅すぎるで、アイツ!」
ガチャ
「あれ?京サンまだ、残ってたんすか?」
心夜かと思ったら…なんやスタッフやった(失礼)
「ぁぁ、心夜の馬鹿待ってんねん。」
「あれ?心夜サンならさっき、帰りましたよ?じゃあ、帰り気をつけて。あっ、出るとき電気だけ消しといてください。じゃあ、失礼します。」
帰った…。
どーりで、何時までたっても来ない訳や…。って
「なんやてぇ!!!ふざけんなあ!!!」
叫んだ。そりゃあもう、叫んでやったわ。
でも、なんか虚しくなって帰ることにした。
…電気は…ええか。(え。)
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