どうでもいい小話
□姉貴の小話
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「みみ・はな・のど」
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(※少し管理人のツッコミあり)…………………………………………
オカンは臭覚・味覚がマヒ傾向にあります
小学生の頃「耳鼻科」へ通院させられていました
バスで5つくらい先の市内にある病院でした
残っている記憶では割と大きい建物で、白いタイルの外壁
なんの創意もない「耳鼻喉科」と黒い文字が玄関の上に並んでいました
オカンは「みみ はな のど」と呼んでいました
待合室は薄暗いのに 広くて患者はいつも多かったです
呼ばれて入ると白いソラマメ型(…膿盆といいますいきなりの妹の乱入…)の洗面器を持たされて、有無も言わず鼻穴に水の出るノズルを突っ込まれます
「鼻うがい」(正式名称は上顎ドウ洗浄…コツは…患者さんには(あー…)と声をだしてもらいます…いきなりの妹の乱入でした…)でしたが、コツとか教えてもらった記憶がなくいつも「ガバガバ」飲んでいた感じです
医者の診察はまったく覚えていません 鼻うがいの恐怖しか残っていません
最初はママも付き添っていたが、オカンにバス賃と病院代を渡して一人で行かされる様になりました
でも真面目に行ったのは2回くらいだったと思います
とりあえずバスに乗って商店街をブラブラして時間をつぶして帰っていました
もっと知恵がつくと、バス賃も使わずお小遣いにしていました
たまにきょうだいやその友達を引き連れて「ヤマザキ」までお菓子を買いに行っていました
ま、そのお陰でオカンは「アレルギー性鼻炎」を患い続け現在に至っています
もしかしたら「蓄膿症」なのかもしれませんが・・・
ママはオカンのことは他のきょうだいに比べると「ほったらかし」でしたから月日がたってこの事実を告白するととても驚いていました
臭覚・味覚がマヒしているといっても完全ではありません
たまに戻ってくるときがあります
季節の変わり目やほこりっぽい所にいると途端に鼻づまりが起こり、鼻水が垂れます
鼻が詰まるから必然的に「口呼吸」です
「ポカンと口を開ける」みっともなさは他人を見て痛感しますが、呼吸ができないんだからしょうがないじゃん♪
鼻呼吸ができるのは夏です ははは
寒さを増す冬には詰まっていますので、歯医者にも行けません
子供の頃からこの鼻ですので特に困ることはありません
娘のオムツの臭いに気がつかないことが困るかな
昔、虫歯の臭いをさせている友人がおりました
初めての香り(ホントは異臭と書く)だったのでオカンの鼻は反応しました
毎日「臭いなんとかすればいいのに この人とキスする人は鼻が悪いんだろうな」と思っていましたが、ある日虫歯の臭いがしなくなりました
オカンの鼻が慣れてしまって反応しなくなったようでした おもしろ〜いと思いました