ショートストーリー

□ホノカな恋
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「あっ」

急にくらっときた

倒れそうになったとこを受け止められた

「…ったく…魔力空のままどうしよってんだよ…仕方ない王女様だな…」

呆れ顔をしつつ、奴は鞄からクルミを出しそれを割って中身をあたしに差し出した

「ナニこれ」

「これ食ったら魔力が回復するんだ 食べろよ」

少し笑ってみせるデュラン
「なんでよ」

「え」

「あたしは!アルテナの人間!王女なのよ?どうしてそんな人間助けれるのバッカじゃない?!」

「それが?」

「アルテナはっ!フォルセナを…」

「…………」
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