青の言葉(20)
□きみの空気に
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いや、なんかさー、
オレいっつも根拠もないのに自信満々じゃなぁ…
なんて思ってさ。
嬉しい事は二倍に!
悲しい事は半分に!
なんて偉そーよなぁって。
え?知っとるって?
よなぁ…オレの事、たまに偉そう!なんてお前はゆーもんなぁ。
でもそんな風に言いたくなるんだってば。
相手がお前じゃけーさ。
つってもさ、今さらじゃけど気付いたんよ。
オレは小さい小さい人間だっつー事を。
嬉しい事、悲しい事、オレがおってもぶっちゃけどー変わるか分からん。
ただずっと傍におる。
おって、一緒に悩んだり考えたり、バカみたいに笑ったり自分の事みたいに喜んだりするわ。
一緒におる根拠は…
お前がそこにおるけぇよ。
意味分からんって?分からんでよろしいっ!!
そん時、そん時に考えてお前の為に行動するわ。
多分ヘマたくさんするじゃろーし、逆効果な事もたくさんするじゃろーけど、
ずーっと傍におる。
いっつも意識しとらけど傍におって、でもおらんよーなると死んじゃう…。
お前のそんな存在にオレはなりたいんよ。
てか、絶対なるの。
誰にも負けんぐらい、世界一お前が好きじゃけーさ。