灰色蒼恋歌
□黒の教団-5-
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神田たちについて来て無事に、悪の総本部かと見紛う雰囲気の教団についた。
『さぁ、入ろうかな!!』
「おい!!」
はい。
しょっぱなから、神田に腕を掴まれて侵入失敗しました。
『…チッ』
「…まずは、身体検査をうけてからだ」
―――それが、嫌なんだってば。あれは無理っす。
さてどうする?
→にげる
たたかう
ごまかす
うやむやにしてみる
ここは、とりあえずうやむやにしてなんやかんやで抜けてしまおう!!
にげる
たたかう
ごまかす
→うやむやにしてみる
ボクはうやむやにするを選んだ!!
『いやぁ、ほらボクくらいになると顔パス出来るっていうか……別に大丈夫だってやめて!!ボクの手を引っ張らないでイタイイタイ!!
クソ!!後でおぼえてろよ!!バ神田のくせに!!』
「うるせェ!!おとなしくしやがれ!!」
『きゃー!!神田の馬鹿野郎!!誘拐です!!ここに誘拐犯がいます!!』
「ちょ、おま、変な事言ってんじゃねぇよ!? ……コムイ、さっきから何見てやがる?」
――――コムイさん? そんなモン、どこに…
≪いやあ、さすが神田くん!! やっぱり気づいてた?≫
あぁ…なんか、ゴーレムの向こうで体をくねらせて照れているコムイさんが目に浮かぶようだよ。