Lies and Truth


□Truth-30
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+ファミレス+



「いちごパフェになりますー」


「お、うまそー」


「ホントだ…私もそれにすれば良かったかな」


「ほら、よ」



一口差し出されたスプーン

え、これは



「……いただきます…///」


「はいはい」



優しく微笑んだ顔が

そんな一瞬が

私はまた一生

忘れられない

忘れたくない



「あり、旦那が女連れてらァ」


「何?相変わらず見廻りという名のサボり?」


「まあそんなとこでさァ
……ってそういやその女とは前に会いやしたね
短刀片付けやしたか?」


「……短刀…、あ」



神威のナイフを

避けようと使って

その後はあの短刀は

路地裏に置きっぱなし

だったっけ、

ああ、高杉に会ったのに

ありがとうって言うの

おもいっきり忘れてた

申し訳ないな、



「大丈夫です、」


「おーうそうかィ
よしよーし、よくできやした」



ぐしゃぐしゃと頭を撫でてきた

いやこれ撫でるというより

めっちゃ頭揺れるんですけど

とりあえず前後左右に

あり得ないくらい

頭揺らされてんですけど



「子供扱いしないでくださいな」


「そうそうコイツ夜は凄いかr

ばこっ


「痛っ」


「………意外ですねィ
俺の相手でもしてもらいやすか」


「しません、」


「してあげれば?」


「はァっ!?///」


「旦那からの了承も得たし
じゃあ早速今夜、」


「ぇ…っあ、いやいやいや意味分かんないってば
先に私の了承得るべきでしょ」
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