Lies and Truth


□Truth-28
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+万事屋銀ちゃん+



「温かいやつ飲む?」


「あ、…いいよ、大丈夫」


「そうかい」



相変わらずのいちご牛乳

これからちょっと

深刻?てか結構真面目?な

話したいんだけどな、


まあ相手がこの人じゃ

真面目な話なんて無理か



「…何ジロジロ見てんだよ
俺がそんなにかっこいいからってそんなに見つめられちゃ正直t


「まだ朝だよ」


「はいはい俺はいつでも元気よ」


「そういうこと期待してるわけじゃないから」



言いながら自信はなかった

もしかしたら

そういうことあっても

私は拒まないだろうな、


ああ、もうめんどくさい


考えるの、辞めたい

思考回路停止出来たら





「………前は、私って、遊女だったの?」



聞きたいことは

これじゃない


もっと核心を知りたい

過去なんかより

貴方の今を

貴方の気持ちを

誰よりも深く知りたい



「………そうかもな」


「……だから、身体だけの関係って思ってたの?」


「…………ただ、純粋な関係じゃなかったぜ
遊び、ってカンジだった
少なくともカノンは俺に、遊びだってはっきり言ってた」


「……………うわ、最低…」


「それ俺のセリフ!!銀さんのセリフだからね!?」
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