薄桜学園生徒会☆

□薄桜学園生徒会☆4月 A
2ページ/4ページ

「なんかムカツクからよ。」


私はふふふふふと先程のような不気味な笑みを浮かべ


自分の会長用の椅子で総司を殴った。


「あースッキリした。」

総司気絶中。

もう・・・話できないじゃない・・・。


まあいいや。


「総司、可哀相だな・・・。」


「ああ・・・。」


左之君と新八っつぁんが冷や汗を滴らせながら呟く。


いやいや、二人とも優しすぎでしょ・・・あんなの可哀相じゃないってww


「で、話を戻すと・・・まず8時10分開会の言葉だけど・・・
やりたい人〜」

基本はやりたい人でやっていく。


てか、普通はこーいうのも先生だけど

うちの学校は先生が出るのは校長の挨拶くらい。


手抜きよねえ・・・

「じゃあ俺がやるよ。」

ひょいっと小さい身長ながらも身を乗り出し挙手する平助。

平助が開会の言葉・・・

************

「只今より、平成22年度第24回薄桜学園入学式を始めるぜっ!!」

**************

か、かわいっ・・・///////

じゃなくて・・・

平助がやったらなんか空気が乱れそうよ!

それに・・・

「駄目よ、平助が出て行ったら新入生と間違えられちゃうじゃない。」


「おいっ!!!」


激しいツッコミを入れる平助。

うん、可愛いよ平助、弟にしt・・・(ry

「ははは・・・確かになw」


左之さんは可笑しそうに笑いながらも、私の意見に同意してうなずく。


「なっ!左之さんまで・・・」

むうと凹む平助。

「だから、平助は裏方やりなさい、千鶴ちゃんと♪」


「煤i´д`*)」


「私もですか??」


嬉しそうにびくんと反応する平助と
キョトンと首をかしげる千鶴ちゃん。


「うん、いいかな?」


「はい^^」

気前良く、自分の与えられた仕事に満足し、にこっと了解する。

「ったく、しゃーねえなあ。」

照れながら、憎まれ口をたたく平助。

しゃあない?

ふうん・・・

「総司と同じ目に遭いたいんだ?」

キラーンと私の目が光った時・・・
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ