薄桜学園生徒会☆
□薄桜学園生徒会☆4月 A
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「なんかムカツクからよ。」
私はふふふふふと先程のような不気味な笑みを浮かべ
自分の会長用の椅子で総司を殴った。
「あースッキリした。」
総司気絶中。
もう・・・話できないじゃない・・・。
まあいいや。
「総司、可哀相だな・・・。」
「ああ・・・。」
左之君と新八っつぁんが冷や汗を滴らせながら呟く。
いやいや、二人とも優しすぎでしょ・・・あんなの可哀相じゃないってww
「で、話を戻すと・・・まず8時10分開会の言葉だけど・・・
やりたい人〜」
基本はやりたい人でやっていく。
てか、普通はこーいうのも先生だけど
うちの学校は先生が出るのは校長の挨拶くらい。
手抜きよねえ・・・
「じゃあ俺がやるよ。」
ひょいっと小さい身長ながらも身を乗り出し挙手する平助。
平助が開会の言葉・・・
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「只今より、平成22年度第24回薄桜学園入学式を始めるぜっ!!」
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か、かわいっ・・・///////
じゃなくて・・・
平助がやったらなんか空気が乱れそうよ!
それに・・・
「駄目よ、平助が出て行ったら新入生と間違えられちゃうじゃない。」
「おいっ!!!」
激しいツッコミを入れる平助。
うん、可愛いよ平助、弟にしt・・・(ry
「ははは・・・確かになw」
左之さんは可笑しそうに笑いながらも、私の意見に同意してうなずく。
「なっ!左之さんまで・・・」
むうと凹む平助。
「だから、平助は裏方やりなさい、千鶴ちゃんと♪」
「煤i´д`*)」
「私もですか??」
嬉しそうにびくんと反応する平助と
キョトンと首をかしげる千鶴ちゃん。
「うん、いいかな?」
「はい^^」
気前良く、自分の与えられた仕事に満足し、にこっと了解する。
「ったく、しゃーねえなあ。」
照れながら、憎まれ口をたたく平助。
しゃあない?
ふうん・・・
「総司と同じ目に遭いたいんだ?」
キラーンと私の目が光った時・・・