薄桜鬼

□「何って【愛してるゲーム】ですよ」
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 ※有記様リクにより名前が【有記】で固定。
  薄桜学園ネタ
  ぶっちゃけ一君変態
 
―――――



薄桜高校――…








正門前に立つ、三年生。


普段の制服を少し崩して――でもとても似合っていて、
ゆるめのリボンを、髪も風に揺らしながら空を見ている。




「有記さん。」




そっと呼んでみると、
「んー」と生返事をしながらこちらを向く。


とたんに大きく開く目。


嬉しそうに笑っておれの手を取る。




「一、おはよう!!」

「おはようございます。」




勿論、先輩なのだから敬語なのだが不服らしく
少し眉間にしわを寄せる。


だが、今日することを思い出したのかまた【ニパー】と言う効果音で笑いだす。




「さぁ、行くぞ!!」




そう言って俺の手を片手に、
後者に向かってずんずん歩きだす。




誰もが振り返る――と言うわけではないが、
彼女の真っ直ぐな性格を知る者はみんな彼女を好ましく思っている。


俺もその一人。




今の彼女はすごく機嫌が良く、
に2、3歩歩いては一回ジャンプする。






いつもこうだったらいいのに……。






その彼女――有記の彼氏の斉藤一は今日行うことを考え、
そっと、彼女にばれないようにため息をついた。



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