薄桜鬼
□寝起きの悪さは人一倍
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設定
・斉藤×祥
・名前固定
・微下品/甘々
冬のある日。
草木も眠る丑三つ時。
祥は布団をしいて、
やっとのことで眠る体制に入った。
今日の近藤さんの客人の汚した室の掃除のせいで、
無駄に時間がかかってしまった。
先程、やっとのことで終わらせたところだ。
気付けばもう丑三つ時だ。
何気なく寝ているが、
場所は新撰組三番組組長であり、
幼馴染みでもある斉藤一君の部屋だ。
祥は最近新撰組に入った新人でもある。
まだ子供とも言える14で上京してきた。
だが少女であることには変わりなく、
平隊士の部屋でごろ寝をさせるわけにもいかない。
なので、
室の用意ができない今は祥を斉藤の従兄弟とし、
一緒の部屋で寝かせている。
祥も一君を兄のようにしたっているので文句はない。
侵食も着替えもたいていこの部屋で行っている。
ちなみに着替えは一君が気を使い、
いつも外に出ていてくれる。
祥は別に良いと言っているのに。
だが今は別に一君が寝ているのだからと思い、
普通に寝巻に着替えた。