拍手&企画(復活)
□ビキニ ver.Varia
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ビキニと鮫
『ね、スクアーロ!』
「何だぁ?」
『どう似合う!?』
バッとパーカーを脱ぎ、私はビキニを着た身体をさらけ出した。
今年は思いきって“エロ”をテーマにして、下着みたいなデザインのビキニにしてみました―!
『どう!?どう!?』
「てめっ……ほぼ下着じゃねぇかぁ!!!」
『そういうデザインなんです―!』
真っ赤になって後ずさるスクアーロ。
なーんか面白い♪ほんと純情だねぇ。
『どうしたのぉ?スクアーロ』
「ああああんま近付くんじゃねえぇ!!!」
『何でよぅ』
じりじりとスクアーロを壁まで追い込む。もちろん上目遣いは忘れずに。
『ねぇ……』
「!!!」
わざとエロい手つきで彼の頬を撫でると、ビクンとスクアーロの身体が跳ねた。
「…っ」
『…?』
何だか本当に様子がおかしい。
そう思った瞬間――――――――!
『んぅっ!?』
強く唇を重ねられた。
『ん、ちょっ』
「自業自得だぁ!!」
そう言って、鮫のように私の唇を貪るスクアーロ。
『(純情ではなかったな)』
激しいキスの中、スクアーロにビキニの首紐をしゅるりとほどかれているとも気付かずに、私はノンキにそう思っていた。
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