Novel
□学校。 (グリリン学パロ)
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いっつもへらへら笑ってるし・・・。
でも時々鋭くて、相手が驚愕するようなことを言ったりする。
いつまでたってもブラコンで、いつも俺のそばにいる・・・。
・・・・・・・・・
いつまでも・・・・・・?
いつまでもリンは俺のそばにいるのだろうか?
ずっと、これからも・・・?
「・・・ドッ、ねぇ!グリードッ!!」
リンの声にはっとする。
どうやら俺は少しの間一人で考え込んでいたようだ。
「どうしたノ?俺が時計のセットちゃんとしてなかった事怒ってるノ??」
急にしょんぼりし始めたリンにグリードは慌てて否定した。
「っちげーよ!!もうその事は怒ってねぇ。少し考え事してただけだ」
そう言うとリンはよかっタ〜と、たちまちいつもの笑顔になった。
・・・・・・・・・・・・・・・
まあ、そんなこんなであっというまに下校時間。
夕日が沈み始め、一人家へと向かうグリードと周りの建物や草木をオレンジ色に染めている。
今日はリンがバイトのため、グリードは一人で下校し家で家事等をこなすのだ。