Novel

□朝。 (グリリン学パロ)
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ピピピッピピピッーーー。目覚まし時計の音が響く。

重い瞼をゆっくりと開けると、朝日が眩しさにまた目を閉じたくなる。

しばらくするとだんだんと意識がはっきりとしてきた。
と、同時に訪れる重量感。
「・・・・・・重。」

(またか・・・いい加減自分の布団で寝ればいいのに・・・。)

朝からため息がでそうなグリードのお腹の上で、スヤスヤと寝息をたてている双子の兄、リンはそう簡単に起きそうにない。

(まぁ、これも今に始まった事じゃないか・・・。)

やれやれと頭の後ろをかきながら時計に目を向ける。
時計は8時をさしていた。

「!!??」
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