二次夢小説 〜バカとテストと召喚獣〜

□康太とクラスと逃走中 〜第五話〜
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目が覚めたのは、少し硬いベッドの中だった。

周りを見るが白いカーテンに遮られていてここがどこだかは分からない。

ベッドから起き上がり右手側のカーテンを開ける。

目に付いたのは薬品ばかりが入ってる薬品棚。それだけでここがどこか分かった。

保健室……か。そう言えば俺は何でここにいるんだ? 確か……。

うっすらと残っている記憶の糸を手繰り寄せる。

ああ、そうだ。F団員と工藤に追いかけられて、あげくに鉄人までいたっけ。それで、工藤と一緒に掃除ロッカーの中に隠れて、取り引きをして、投げられて、鼻血出たんだっけ。

確か思いっきり頭を床にぶつけたな。

頭を触ると、少したんこぶみたいなのが出来てる。

あれ? 頭ぶつけて鼻血出たんだっけ? 確かもっと他のことで出した気が……。
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