短編集
□花見酒、その後
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「ぅおっと!姉ちゃんどこ見て歩いてんねや?」
「失礼ですね〜私は姉ちゃんではありませんよ!」
「!あの馬鹿…!」
ぼんやりしているうちに、いつの間にか距離があいてしまっていた。同じく酔っているらしい町人とやりあっている。こんな所で抜刀騒ぎは御免と、止めに行こうとした。その時、
「!?」
総司がいきなり腰を折って下を向いた。両手で裾を掴んだかと思うと、
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