長編 巫女と死神
□巫女と死神【06】
2ページ/4ページ
ドサッ
『った…』
そのまま井戸に落ちた私は暫くそのまま考えていた。
アイツ、もしかして私が初めてここに来た時、眼鏡かち割っていた人…?
でも、総隊長さんにあの人たちは裏切った・って言われたよね…。
……じゃあ何で…?
その時、私のポケットに入っていたあの玉が熱くなっていることに気付いた。
『!…あつっ!』
思わず地面に投げだす。
…………なんなのよ。
私が浄化、浄化と屈んで玉に手を翳した。
カッ
『?!ッ』
すると行き成り、玉が光りだした―――――