三色シグナル
□21〜25話
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「じゃあこうする」
エースから受け取った保冷剤をキッドのヘアバンに挟み頬に当てた。
「ありがとう二人共………あ、教室に携帯忘れてきた」
「フッ、間抜け」
「そこ煩い!」
「早くと取ってこいよ間抜け」
「キッド嫌い」
「あ゛ァ?そのヘアバ「キッド大好き行ってきまーす!」
弱み握るなんて汚いぞキッド、ド畜生うわあああん!
怖いから睨むの止めて!
「意外に優しいんだなお前」
「………」
「来る者拒まず去る者追わず。泣かした女は数知れず……、で確か有名だよな?ユースタスにトラファルガー。
真には手を出さねェのか?」
は?真を抱く?おかしなこと言ってんじゃねェよ気持ち悪ィ…。
「あんなちんちくりんを相手にするほど俺は女に困っちゃいねェよ、ユースタス屋でもあるまいし」
「俺だって困ってねェよクソファルガー」
「ふーん…、
じゃあ狙っても文句ねェな?」
「「………は……?」」
宣戦布告
「あれ?みんないつの間に仲良くなったの??」
「「真…」」
Σうわ……ッ!ローとキッドが息ピッタリとかウケる。
「「帰るぞ」」
「あ、うん」
あれ?なんか私、空気読めなかったっぽいのかな…??
今更気付いたか。
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