捧げ物
□ずっと……。
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『一護ーーっ!!!』
俺、黒崎 一護、只今大学四年生。
高校で巻き込まれいろいろあった生活。
死神代行と言う名は少し放置中だったりする。
普通の生活が良いからな。
で、俺の名前を呼んだのは俺の彼女だったりする。
どごっ
「ってーな、なにすんだよ!!」
『早く返事しなさいよー。』
こいつとは大学に入ってから付き合いだしたから…かれこれ四年目ってとこだ。
ぎゅう〜
腕を絡ませてくる市村。
市村ってのはこいつの名前な。
ビックリして市村をみると、してやったぞっつー顔でにやついていた。
彼氏の俺から言ったらノロケかもしんねぇが、志村はかなり可愛いし、結構モテる。
だから他の奴にやりたくもねぇし、ふれさせねぇ。
ぎゅう〜
『!!!??!?!?』
今度は俺が後ろから抱きついて、してやったぞ顔をした。
絶対逃さないつもりで。
『一護……、だーい好きっ!!』
顔が見えない事を良いことに恥ずかしい台詞を言ってきた。
だからって挫ける俺じゃない(笑)
「俺も一生離さねぇから。」
徐々に体温が上がってるこいつに分かるだろうか……
これが遠回りなプロポーズだってことが……。
END♪