捧げ物
□ぽかぽか。
1ページ/2ページ
やぁーっと寒さが抜けてきて、温かい日差しがぽかぽかと差し込む。
三希「來結ー、お菓子ねえの?」
來結「こないだ現世で買い溜めしたからたくさんあるよ」
杏「ちょーだい」
來結「やーよ」
三希「ちょーだい」
來結「いいよ」
杏「ひどい」
來結「えっとね、
トッポ、ポッキー、きのこの山、マーブルチョコ、コアラのマーチ、チロルチョコ、コーンブレーク、くずもち、チーズケーキ、きな粉棒、など?」
三希「なに、しりとりにしてるんだよ!!」
來結「いーじゃん。あるもん。きな粉棒をあげよう。」
三希「なぜ?」
來結「きな粉棒キライ」
三希「何でそんなに買えたの?てかその量何処に保管中?」
來結「おうちのおっきー人の部屋の隅。」
三希「日番谷氏か。ポッキーをくれ」
來結「はい。」
懐から取り出した來結。
どんだけお菓子好きやねん。
三希「フッフーーン♪」
テコテコ歩きながら向かうのは
三希「うっきーの家!!」
風も吹いてなく暖かい。
死魄装だけでも充分だ。
三希「うっきー」
浮竹「やぁ、三希。今日はいい天気だな。」
縁側に座っている恋人。
“恋人”/////
自分で言ってハズいけど////
三希「來結からお菓子貰ったー。うっきーと縁側で日向ぼっこしながら食べよーと思って。」
浮竹「おぉ、食べようじゃないか。」
がさがさ
はい って手渡そうとすると拒否られた。
えっ、みっちゃん悲しい。
ははっ と笑ううっきー。
ぽんぽんと膝を叩く。
浮竹「これが一番あったかいぞ。」
うっきーの膝に座る。
二人でぽかぽか気持ち良い。
でもさ、
うっきー。
あったかいってより、
なんか、暑いんだけど////
そんなほのぼのが、
一番幸せだったりする
今日この頃……。
END