小説

□部活動勧誘をしてみませんか?
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私は時計を確認してケータイをチェックしてため息をついた。









「アキラ遅い・・・」








私はアキラに呼び出されて広場の中庭のベンチで座り込んでいた。











斎 アキラ。
サトシの双子の兄で私の知り合いの中の常識人ベスト3に入る私の理解者だ。

ちなみにベスト1は高本お母さんである。








成績優秀で、特別進学クラスに入っているアキラはまぁまぁ顔もいい。

サトシの兄だと思わなければ変態には見えないしと心で呟いて私はベンチの上で体育座りをする。


飴をなめながら待っていると、遠くからアキラの姿が見えた。











「ごめんごめん遅くなった。






ちょっと、髪くくるのに時間がかかってさ。」


















これさえなければ、奴は私のなかで一番の常識人なのになぁ!!
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