このシリーズは二年間オーストラリアに行っていた間の出来事をサブローズに代理で語ってもらいます。
オーストラリア体験記
@シドニー空港〜初めてのソロ入国編〜
サ「この前、初めてではないんだけど、実質初めての出国入国手続きをしたんだけどさ。」
子「初めてじゃないけど、初めてって何なの?」
サ「一回目は添乗員さんがいた。」
子「納得した。」
サ「出国はスムーズにいったんだけど、入国で失敗してね。」
子「出国カードの書き忘れとか?」
サ「いや、ちゃんと書いたんだけど、細かく真面目に考えすぎて、ルーズリーフも元を辿れば木だし、化粧品も化学製品だよなぁとチェックを入れていった結果、」
子「結果?」
サ「別ルートに連行された。」
子「っあはははっ!!!」
サ「そうだよね、爆笑するよね。俺もした(笑)」
子「あーおかしぃ、大丈夫だったの?」
サ「その頃って全然英語も喋れないし、聞き取れもしなかったから正直焦ったけど、向こうが察してくれてさ。」
子「じゃあよかったわねぇ。罰金とかにならなくって。」
サ「よくわからなかったけど、こんなに正直に書いてくれなくてよかったのにって、あっちも笑ってたよ。」
子「それは、そう言ってるの分かったのね?」
サ「めちゃくちゃ温かい眼差しでよい旅をって言われたら、わかるというか察した(笑)」
子「というか私だったら面倒くさくって書かないわね、きっと。」
サ「行く前にシドニー空港でのハプニングを取り扱った番組を見ていたのがいけなかった。」
子「別に麻薬を密輸するわけじゃないんだから、そこまで深く考えなくてもよかったのに。」
サ「心配性なんだよ。」
子「心配性のあまり、余計な心配事を自分で量産していくタイプね。」
サ「初めての場所って緊張するでしょ!?」
子「そりゃあちょっとはするけど、心配し過ぎもよくないのよ?」
サ「うー…気を付けます。」
→初めての入国編は添乗員さんの大切さを痛感した出来事でした(笑)