紺色の星が降る夜

□紺色の星が降る夜
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わたしは ひとりで 森を あるいていました。



森 というのは くらく ふかい しずかな ところです。

ふかいみどりいろ と くらいあおいいろ とが ずっと わたしのよこに よこたわり、

ちいさな ちいさな わたしの 足音さえも




耳を すまさずとも きこえます。




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