稲妻11

□机の上からこんにちは
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鬼「俺の机の上に…」
吹「何?菊の花の生けた花瓶でも置いてた?」
鬼「いや、それなら率直に嫌われてるってわかるんだが、これ…」

チャーミー(台所洗剤)

吹雪「洗剤ww」
鬼「笑うな!」
風「どうしたんだ鬼道。うるさいぞ」
鬼「何故俺だけが注意を…」
吹「聞いてよ風丸君ー」
風「何だ?」
吹「鬼道君の机の上にさー」
風「何だねずみの死体でも置かれてたのか」
吹「菊の花よりもグレード高いww」
鬼「そんなの置かれてたら今ごろこんな冷静でいられないって」
吹「はい風丸君残念ながら不正解ー」
風「ちっ…」
鬼「舌打ちするなよ!何、俺に恨みでもあるのか?」
吹「正解はー…これ!」

チャーミー(詰め替え用)

風「何これww」
鬼「見ての通り洗剤だが…」
風「洗剤とかww」
吹「持って帰ればいいじゃん」
鬼「いやだめだろ。誰かのだったらどうするんだ」
風「その前に何で鬼道の机に置いたしww」
鬼「風丸「ww」がウザい」
吹「アレじゃない?洗剤つけられて汚れと共に泡の中消え失せろってことじゃない?」
鬼「それが事実だとしたら俺はどれだけ嫌われてんだ」




春「で、そん時のお兄ちゃんが本当にウザくて…あ、お兄ちゃん!」
鬼「春奈!お兄ちゃんは挫けそうだ!」
春「足が?そういえばお兄ちゃん地味に足の負傷多いよね。ダサッww」
鬼「心配してくれるのか!優しい妹だ!」
吹「言葉の端々をちゃんと聞いてないよね鬼道君」
風「まあまあ、一時の幸せを味わってもらおうじゃないか」
春「あ、風丸先輩!その洗剤私のです〜v」
吹「音無さんの?」
春「…」
風「音無のか?」
春「はい!」
鬼「じゃあ、俺の机の上に置き忘れたのも春奈か」
春「置き忘れる?やだなぁ!ちゃんとこのチャーミー(オレンジの香り)には意味があるんですよ!」
吹「意味?」
春「…」
風「…どんな意味があったんだ?」
鬼「"お兄ちゃん大好き!"とかか?」
春「はっwまさかww」
鬼「だとしたら誰に対しての告白なんだ春奈ぁあああ!!」
吹「ウゼェwwww」
風「第一に何で洗剤で告白なんだよ。"むしろ私のことは綺麗さっぱり忘れて下さい"か、"これでもスポドリ代わりに飲んでとっとと死ね"の意味だろ」
春「風丸先輩!」
風「え?」
春「正解です!」
鬼「え?」
吹「鬼道君…ドン☆マイ!」
鬼「中2キャラに定評のある声は黙れ(泣)」
風「泣くとかww」
春「wwww」
吹「…君たち仲良いね」





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