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□月に啼く馬
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注意:R18です お子様立ち入り禁止!危ない表現が沢山です。
これは正常な男女CPではありません
むしろ月英さんが攻めまくってます。やや調教物です。
月英×馬超なのでご了承した方のみどうぞ


『月に啼く馬』


今宵の月もただ静かに窓の外に浮かんでいた。
冬の冷めた空気が開いた窓から緩やかに流れ込む。湯上りの体に風が心地いい。
馬超は窓辺の椅子に座り、静かに月を見上げていた。
コンコン
ふいに、静寂を破るかのように部屋の戸が叩かれた。
「開いている」
月を見上げながらそれだけぶっきらぼうに馬超は言った。どうせ酒を持った趙雲かだれかだろうと思っていた。
「失礼いたします」
その声は今宵の月のように静かに澄んだ音色を帯びて馬超の耳に届いた。
驚きを隠すことができず、馬超は戸の方を振り向いた。
そこには諸葛亮の妻、月英が書簡を手に佇んでいた。
「こんな時間にいったい?」
「書簡を届けに参りました。次の軍議までには目を通して欲しいそうですわ」
月英は足音を立てずに馬超の元に近づくと、書簡を差し出した。
馬超は黙って受け取ると、書簡を紐解き軽く目を通す。
「あら、馬将軍は湯上りでしたの。ちゃんと髪を乾かさないと風邪を引きますわ」
「・・・っ!」
不意に髪に伸ばされた手に馬超は驚き、顔を背け手から逃れる。その拍子に書簡が手を離れ、乾いた音を立てて下に落ちた。
しかし馬超は落ちた書簡のことを気にせず、手から逃げたことで彼女を傷つけなかったかと、恐る恐る月英を見上げる。
すると月英は少し悲しそうに眉をひそめ、こちらを見つめていた。
馬超はばつが悪くなって再び下を向く。
「すまない、そんなつもりはなかった・・・ただ、つい・・・」
「・・・・馬将軍は私のことがお嫌い?」
伸ばした手を引っ込めることをせず、そのままの格好で月英は馬超に問う。
その言葉に馬超は月英の方を勢いよく振り向く。
「違う!そんなことはない!」
「・・・そう、それはよかったですわ」
また手が伸ばされ、今度は馬超の頬に触れた。
温かな感触が頬を覆う。
その感触に気を取られている隙に、月英は馬超のすぐ近くまで来ていた。
そして顔を近づけると、反応できなくなっている馬超に口付けた。
一度目は軽く、そして二度目は深く深く・・・
ようやく離されたときには馬超は驚きと酸欠で少しぐったりしていた。
脱力し椅子に沈み込んだ馬超の内腿を月英の白い指がそっとなぞる。
「やぁ・・・・月英殿?・・・」
馬超の困惑した声に月英は妖艶に微笑んだ。
その顔を月が青く照らし出す。
「私に任せていただければいいですよ」
そういって再び月英は馬超に口付けた。
口付けながら、月英は馬超の服のすそから手を入れる。
「やっ、何を、何をしているのか・・・わかっているのか」
口付けの合間をぬって馬超は必死に訴えかける。
それを無視し、月英は馬超の股間をそっと撫ぜる。
それは立ち上がりかけており、確かな存在感を主張していた。それを確かめた月英は思わず見とれてしまうほどの笑みで笑う。
「やめて、くれ・・・誰か来たら・・・うっ」
馬超はもはや喘ぐような声を漏らすようになっていた。
そんな馬超の抵抗を無視し、月英はどんどんと服を脱がしてゆく。
一つ、また一つ取り払うごとに馬超は生まれたままの姿に戻ってゆく。その間にも月英による軽い悪戯に喘ぎ続ける。
やがて馬超は月の光のもと一糸もまとわぬ格好になった。
「ふふっ、思ったとおりすばらしい体をしておいでね」
もはや抵抗らしい抵抗を示さない馬超は黙って椅子に座り、月英を見上げていた。その上気した肌にはうっすら汗が浮かび、体をみだらに彩っていた。
月英は舌なめずりをすると、馬超の足元にひざまずいた。
そしてやや上を向いている馬超のペニスに口付けた。
「あっ・・・どこを・・・触って・・やめっ・・・」
「ふふ、馬将軍は敏感なのですね」
そういいながら下から上に舐めると、とたんに馬超の体は弾かれたように跳ね上がる。
目をつぶった馬超の頬をそっと撫ぜると、自分の方をむかわさせる。
「ダメです。ちゃんとこちらを見ていないと」
「だが、見ていると、狂ってしまいそうだ・・・」
「狂ってしまいたいのでしょう?今宵は満月、共に狂いましょう」
そう微笑むと、また月英は馬超のペニスに口付ける。
上から下に舐めながら、また時々甘噛みするかのようにもてあそぶ、馬超はすっかり月英のペースに飲み込まれていた。
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