その他
□小ネタ
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*アイヌ食料問題*
イッスン「お、ちょっくら邪魔するぜ」
オキク「ちょうど食事どきだ。食べてくか?」
イッスン「話がわかるね〜」
アマ「ワン!!」
それから少したって・・・
イッスン「は〜満腹満腹。ごっそさん」
オキク「本当によく食べたな」
イッスン「とてもうまかったぜ。ところでこれ何の肉だったんだ?」
オキク「そりゃあこの辺によくいる、ケ・・・・いや、なんでもない」
イッスン「け?なんだっていうんだ。オキクルミにしてははっきりと言わねえな」
アマ「く〜ん」
アマテラスは鍋に残った骨をかじっている。
オキク「俺は狩りというかケムラム退治があるから、ちょっと出掛けてくる」
イッスン「おう!片付けは任せてくれよ」
オキク「い、いや、いいよ。お前ら客人だろ。オレが帰ってきたら、やるから・・うん、のんびりしてろ」
いかにも慌てた様子でオキクルミ退場
イッスン「なんだったんだ?」
アマ「く〜ん?」
イッスン「そんなことよりも、ちゃっちゃと片付けちまって、あいつを驚かせてやろうぜ!」
アマ「ワン!」
いくらちびっ子と狼といっても皿を流しに運んだり、ごみを片付けるくらい出来ます。
最後には濡神様の力で皿を洗い、燃神様の力でごみを燃やしておしまいです。
イッスン「ったく、こんなにごみをためておくなよな。おっと、こんなところにもまだごみが・・・」
調理場の片隅に積み上げられている骨の中にはなぜか藁やら包丁やら、そしてどこかで見たような面紙が・・・
イッスン「あいつ、何食べてんだよ・・・」
その日以来、アマテラスは敵を見ると喜んで戦いを挑むようになりました。とさ
めでたしめでたし
オキク「だって、今年の猛吹雪の所為で獲物が少ないのだから仕方がない・・・」
サマイ「止めろ!村に来ればいくらでも食料を分けてやるから、客人にあのようなものを食べさせてオイナ族の間違った印象を与えるな!!」