FF7
□呪愛手紙
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最後に好きになったのは男だった
こんな気持ち打ち明けても信じてもらえないだろうし
打ち明けるつもりもない
ただ彼の近くにいたかった
だから彼にわざとひどいことをした
憎んで憎んで憎み続けて
記憶の奥底に自分を刻み付けておきたかった
決して忘れ去られないように・・・
もうすぐ彼が私を殺しに来る
私の死でもって彼を
呪の鎖につなぎとめる
それが私の最後の計画
さあ昇っておいでその階段を
私はただ彼を そして自分の死を待つだけだ
用意はすべて終わった
もうすぐ彼はここへくる
誰にもやらないよ
彼は私が貰う